報道関係者各位

2013年6月27日

 秋田県の第三セクター 由利高原鉄道株式会社(本社 秋田県由利本荘市 矢島町七日町字羽坂21番地2、代表取締役社長 春田啓郎、以下 同鉄道)は、6月27日に由利本荘市広域行政センターで定時株主総会を開催し、すべての議案が原案通り承認可決され、直後に開催された取締役会で代表取締役社長に春田社長が再任されました。

第1号議案 第29期(自 平成24年4月1日 至平成25年3月31日) 事業報告書・貸借対照表・損益計算書。株主資本等変動計算書及び個別注記の承認に関する件

原案通り可決承認

〈ポイント〉 輸送人員 278,007人 対前年600人増(0.2%)  うち定期旅客 対前年15,629人減(△7.3%)定期外旅客 対前年16,229人増(25.2%) 運輸収入 64,848,561円 対前年1,367,043円増(2.2%)、 その他の収入を含んだ営業収益は104,793千円で対前年25%増、営業費用は191,231千円で対前年7%増。経常損失は86,437千円となり対前年8,328千円改善した。営業外収益及び営業外費用を加減算した経常損失は81,835千円となり秋田県及び由利本荘市の損失補てんの上限82,763千円をクリアした。これは、「ローカル線は地域の宝」を合言葉にマスコミへの露出機会を増やしたことやユニークな新しい企画を次々に発表し乗車人員の増加につながったこと、ITに詳しい在京の人物に委託し、ホームページ全面リニューアルや公式facebookページ開設、Webshopのオープンなどが功を奏したものといえる。

第2号議案 取締役の任期満了に伴う選任について

原案通り可決承認

佐竹敬久、長谷部誠、村岡淑郎、正木正、春田啓郎、佐藤安隆、嶋田健一郎(新任)
(退任)阿部満

第3号議案 監査役の任期満了に伴う選任について

原案通り可決承認

佐藤徹、川村和夫(新任)
退任)小林芳昭

第122回取締役会

直後に開催。代表取締役に春田啓郎(61)が再任された。

以上

由利高原鉄道とは

由利高原鉄道(鳥海山ろく線)は昭和60年 第一次廃止対象線区であった国鉄矢島線を引き継ぐ第三セクター鉄道として誕生しました。日本海に面する秋田県由利本荘市の羽後本荘駅から鳥海山の麓である矢島駅までの全長23.0kmの路線で、地域の方々からは公募で決まった「おばこ号」の愛称で親しまれています。観光客からは東北屈指の名山「鳥海山」を仰ぎながら、美田地帯を子吉川に沿って走る素朴で懐かしい車窓と、秋田おばこ姿のアテンダントが人気です。前郷駅では旅客鉄道としては珍しい「タブレット交換」を見る事もでき、これが本州では残り3線区(全国では4線区)のみとなったため鉄道ファンの注目も集まっています。2011年6月に公募で社長に就任した春田啓郎により、旅行業界の経験と鉄道ファンの知識を活かし、秋田おばこ姿のアテンダントを増員し接遇を向上させるとともに、旅行会社との契約を締結し団体客を誘致。さらに鉄道ファンによる企画会議ツアー、こいのぼり列車、由利高原鉄道検定試験など特色のあるツアーやイベントを次々に打ち出しています。

本社 秋田県由利本荘市 矢島町七日町字羽坂21番地2、代表取締役社長 春田啓郎

ホームページhttps://www.obako5.com
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Twitter @yuri_tetsudou

報道関係の方のお問い合せ先:

由利高原鉄道株式会社 代表取締役社長 春田啓郎 Tel:0184-56-2736 Fax:0184-56-2850