由利高原鉄道株式会社の第31期定時株主総会が、6月29日(月)に由利本荘市広域行政センターで開催されました。

すべての議案が、原案通り承認可決され、直後に開催された取締役会に於いて、代表取締役社長に春田啓郎(63)が再任されました。

①第1号議案 第31期(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)事業報告書・貸借対照表・損益計算書・株主資本等変動計算書・個別注記の承認に関する件。

《ポイント》輸送人員は235,787人で対前年27,589人減(△10.5%)となり、うち定期旅客が164,376人で対前年21,288人減(△11.5%)、定期外旅客が、6,301人減(△8.1%)となりました。運輸収入は、53,040,262円で対前年12,939,366円減(△19.6%)その他の収入を含んだ営業収益は、189,839,212円で対前年51,231,224円減(△21.3%)になりました。また、営業外収益及び営業外費用を加減算した経常損失は、86,237,559円となり、対前年5,492,820円減(△6.8%)となりました。平成27年度は国の地方創生の予算を秋田県が活用した「秋田ふるさと鉄道プレミアム回数券事業」や「秋田ふるさと鉄道プレミアム周遊券事業」など新規施策も実施し、平成28年度から開始する貸切バス事業へいい形で展開していきたいと考えています。

②第2号議案 取締役の任期満了に伴う選任に関する件

長谷部誠、村岡淑郎、正木正、春田啓郎、佐藤安隆、嶋田健一郎、杉山徹(新任)

③第3号議案 監査役の辞任に伴う選任に関する件

佐々木久則、嵯峨修(新任)