鳥海山ろく線おばこ号の旅

黄砂

根本陽一

「黄砂」 西滝沢駅付近 2011年5月3・4日

満開の桜が黄砂に霞んで辺りの色と同化してしまい、
水入れ前のたんぼはまるで砂漠のようである。

僕が子供の頃はよく光化学スモッグで空が霞みはしたが
これほどの黄砂で景色が霞むってことあったかな?

じつは雪解けの遅い鳥海山と黄砂、両者には深い関係があるのだ。

黄砂発生のメカニズムは
中国の砂漠地帯に強風が吹いて砂を巻き上げ、
その砂塵嵐が偏西風にのって日本までやってくる。

今年は例年より寒気が多く南下した為、
より多くの季節風により黄砂が頻繁に発生したのであろう。

良くも悪くも春の風物詩といえる黄砂なのであった。

(由利高原鉄道 西滝沢駅付近 2011年5月3・4日撮影)

ブログ ふらりと休日列車旅 より

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