鳥海山ろく線おばこ号の旅

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桑ノ木台湿原

鳥海山の3合目付近、標高690mにある総面積8ヘクタールの桑ノ木台湿原。平成21年から2年間、自然保護の観点から立ち入りを自粛していましたが、木道が整備され、平成24年より多くの方にお楽しみいただけるようになりました。桑ノ木台湿原は春がおすすめです。6月中旬、雄大な鳥海山の姿を背景に、湿原には白い小さな綿帽子をつけたワタスゲやオレンジ色の花をつけたレンゲツツジが群生。草花が生えている下の地面はコケにおおわれています。この湿地には、ほかにも青紫色の花をつけるエゾリンドウ、真っ白な姿を見せるミズバショウといった草花やミズゴケなどの植物が生息し、山野草の豊かな色合いが楽しめ、環境省や秋田県のレッドデータリストに含まれる希少種も多く見られます。また、池塘にはカラカネトンボ、オビイトトンボが生息しており、湿原植物から始まる豊かな自然生態系が広がっています。

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桑ノ木台湿原_レンゲツツジ_画質中w1000 由利本荘市
レンゲツツジの群生(およそ4年に一度大開花します)

 


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写真提供 鳥海荘ブログ、由利本荘市、ヒナザクラ様

 

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トレッキングシーズン

6月上旬〜10月中旬 新緑、紅葉の季節は最高。盛夏は暑くアブが多い。

ミツガシワ 6月上旬 レンゲツツジ、ワタスゲ 6月中旬 トキソウ、サワラン 6月下旬 ニッコウキスゲ 7月~8月 ハナショウブ、ギボウシ 7月 サワギキョウ 8月

  • 上記のトレッキングシーズンは、目安です。安全のために気象情報などをご確認の上、入山してください。
  • 入山の際は、トレッキングに適した服装や装備をご用意ください。また「安全のために」のページをご一読ください。

ルート案内

林道入口 ―(約1時間)― 林道終点 ― 桑ノ木台湿原(約1時間30分)

コースタイム : 約3時間

桑ノ木台湿原内には木道が整備され、湿原を一周できるようになっています。
林道入口から林道終点までは約3.3kmで、徒歩の場合、約1時間かかります。

林道終点から歩道をしばらく進むと桑ノ木台湿原の自然探勝コースが始まります。ブナ林内の歩道をしばらく進むと湿原に出ます。歩道は、天候によってはぬかるみがある場合がありますので、長靴やスパッツ(ゲーター)を使用することをおすすめします。

桑ノ木台湿原の標準コースタイムは約1時間30分で、自然探勝コースは、一周約1.1kmです。
なお、木道の幅が約50cmと狭く、すれ違いが困難ですので、自然探勝コースは、必ず時計回りに歩いてください。

ルートマップ

■往復約4時間
県道からの入り口->湿原入口(3.3km)->湿原一周(約90分)
無料シャトルバス利用の場合、バス終点から探勝コース起点まで約21分、580m

ルートマップ

自然のままの湿原のため、花の咲き具合は毎年異なります。また、天候によって鳥海山の展望も大きく変わります。

ルートマップ

ルートに関する注意事項

  • 湿原保護のため、決められた歩道・木道以外は歩かないでください。
  • 桑ノ木台湿原の自然探勝コースは、時計回りの一方通行です。木道の幅は50cm程度ですので、逆回りはやめましょう。
  • 天候によっては、ぬかるみができますので耐水シューズが必要です。(長靴が最適です。)トレッキングシューズの場合は、スパッツ(ゲーター)の使用をおすすめします。

服装・装備

桑の木台湿原は標高690mのため、沿岸に比べ4度ほど気温が下がります。

1.靴

足首をしっかりとガードしてくれるミドルカットやハイカットの登山靴やトレッキングシューズなどが歩きやすく適しています。
ただし、雨が降った後は、歩道がぬかるみとなる場合があるので、スパッツ(ゲーター)を使用するか、長靴をおすすめします。

2.シャツ

長袖で襟のあるボタン留めのシャツが適しています。日差しを遮ったり、急な気温低下、虫刺されの防止にも対応できます。

3.下着

速乾性素材の下着が適しています。綿の下着は汗をかいた時に乾きにくく、体が冷えて体力を消耗しやすくなります。
鳥海山は10月中旬には初冠雪を観測しますので、季節や天候に合わせた下着をお選びください。

4.雨具

雨具は上下に分かれたセパレート型のレインウェアが適しています。高価ですがゴアテックスなどの防水透湿素材を選択すると快適です。
頭から被るポンチョ型の雨具は、強い風雨時に雨が吹き込み濡れてしまいます。
風がないときは、傘でも対応できますが、濡れた木道は滑りやすく、万一の転倒の際に両手が空くレインウェアの方をできるだけご使用ください。
また、傘の場合は、ブナ林内の枝等が張り出しているところを通過するときや湿原内の植物が張り出しているところでは濡れる場合もありますので、ご理解の上ご使用ください。
(雨や霧など、天候が悪い時の山行は、お止めください。雨具は、予想外の天候急変へ対応するための装備です。また、推奨する雨具は、セパレート型のレインウェアで、傘の使用を推奨しているわけではありません。)

5.帽子

帽子は熱中症の予防や木の枝などから頭を保護する役割があります。ハット型の帽子は、弱い雨であれば、頭や顔を濡らさない役目も果たします。
また、秋など寒い時には、頭の防寒具としても役立ちます。

6.クマよけの鈴

鳥海山には、ツキノワグマが生息しています。特に桑ノ木台湿原の周辺にはブナ林が広がっていますので、念のためにクマよけの鈴をご用意ください。
また、クマよけにラジオを鳴らしている方がおりますが、高原の音や静けさを楽しみたい方も訪れますので、ラジオ等の使用はご遠慮ください。

7.ライト

不慮の事故や予定の遅れ等で日没までに戻れない場合、ライトがあると便利で安心です。可能であれば、両手が自由になるヘッドライトがおすすめです。
特に秋は予想外に早く暗くなりますので、ライト類をお持ちすることを強くおすすめします。

8.水・食料

桑ノ木台湿原には売店や自動販売機はありません。必要な飲み物と食料(行動食等)は、事前にご用意ください。
なお、弁当などを食べることのできるベンチや休憩所等はありませんので、コース途中では、行動食以外のお食事はおやめください。
また、ゴミが出た場合は、ほかの荷物と一緒に自宅までお持ち帰りください。特に食料などの生ゴミや容器を安易に捨てるとクマを呼び寄せることになりますので絶対におやめください。
飲み物は、スポーツドリンク等でも構いませんが、水があるとケガをした場合の洗浄などに使用することができます。

ケガ防止

  • 木道は濡れると滑りやすくなります。十分にお気を付けください。
  • 木の枝などが道に張り出している場合があります。枝等をよけるときは、自分自身はもちろんですが、後ろの人にも十分お気を付けください。
  • 刺されると腫れたりする虫もおります。虫除け等で十分対策をとってください。
  • 走ったり、ふざけたりしないでください。ケガのもととなります。

桑の木台湿原の豊かな自然を守るために

湿原には入らない
1.湿原には入らない

湿原保護のために、決められた歩道や木道以外には入らないでください。
また、写真を撮るために湿原に三脚を立てたり、木道に座って足を湿原内に入れることはやめましょう。

2.動植物の採取はしない

桑ノ木台湿原には、環境省や秋田県のレッドデータリストに含まれる希少種も多く見られます。動植物の一つ一つが桑ノ木台湿原の生態系を維持し、自然景観を保っています。昆虫採集、山菜採り、落葉・落枝一本でも採集等はやめましょう。

3.ゴミは持ち帰る

桑ノ木台湿原を訪れた際に出たゴミは、ほかの荷物と一緒に自宅まで持ち帰りましょう。
また、木道や近隣施設の公衆トイレ、ゴミ箱、キャンプ場などにゴミを置いていくこともやめましょう。
美しい桑ノ木台湿原を維持するためにご協力をお願いします。

4.ペットは持ち込まない

桑ノ木台湿原に生息する生物への脅威となったり、病気などを伝搬させたりする恐れがあります。
また、ほかの利用者の迷惑にもなりますので、ペットの持ち込みはやめましょう。

5.木道・歩道を歩く

湿原を保護するための木道です。桑ノ木台湿原の木道は時計回りにお進みください。
歩行中・休憩中は、高原の静けさを楽しめるように、不必要な大声やラジオ等の使用はご遠慮ください。また、高原のおいしい空気を楽しむために、禁煙にご協力をお願いします。

ストックの先端にキャップを付ける
6.ストックの利用について

桑ノ木台湿原でストックを使用する際は、ストックの先端にキャップを付け(右の写真参照)、歩道・木道の外側を突かないようにしてください。
尖った先端は植物や土壌を傷めるだけでなく、木道の痛みも早めることになります。

7.トイレについて

桑ノ木台湿原のトレッキングシーズンには仮設トイレが設置されます。数に限りがあることと、後から使う人のことを考えて、きれいに使用することにご協力ください。(近隣施設のトイレを使用する場合も、きれいに使用するようにお願いします。)
また、多くの人が訪れますので、トイレ以外で用足しをすると環境破壊につながりますので、ご遠慮ください。

8.キャンプについて

キャンプのできる場所は指定されています。指定地以外での幕営はやめましょう。

アクセス


より大きな地図で 桑ノ木台湿原入口 を表示

2万5千分の1地図

公式サイト

桑の木台公式サイト
シャトルバスなどの案内も掲載されています

桑ノ木台湿原の特徴

桑ノ木台湿原は鳥海山東麓の泥流堆積地の平坦面に発達した湿原である。ただし、鳥海山に面した西側には地滑りで生じた落差70mの崖があり、独立した台地状の地形になっている。台地面には低い起伏があり、湿原は低地を占めている。平面形は、東西南北に角を置く四角形をしており、その北西辺と南西辺のそれぞれほぼ中央から半島状の突き出しがあって、湿原は北東部と北西部と南部の3部に分かれた枝節量の大きい平面形をして いる。本体から分かれた湿原が南と東と北にもある。泥炭層の厚さは平均で54cmであるが、北西部がとくに厚く、その最大は133cmである。

 ミズゴケ類は、多湿の広い部分にはアオモリミズゴケがふつうで、やや乾いたところにオオミズゴケのカーペットが広がる。

 泥炭層の厚さや植物群落からみて、本湿原は低層湿原で、一部で高層湿原への発達傾向も窺わせる自然度の高い湿原と捉えることができる。低層湿原は概して人里に近く、水田などに開発されたものが多いなかで、こうした自然度の高い湿原は今や貴重である。

 天然記念物の指定基準にある北方系の植物もミズバショウ、ヒオウギアヤメ、ワタスゲ、サギスゲ、サワギキョウ、ヤナギラン、ミズチドリなどと多く見られ、環境省や秋田県のレッドデータリストに含まれる希少種も多い。また、イネ科植物を食べるモリオカツトガ、ヒメギンスジツトガが生息し、地塘にはカラカネトンボ、オビイトトンボが生息しており、湿原植物から始まる豊かな自然生態系の広がりも十分想像できる。

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